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看護師転職で差がつく!志望動機の書き方&好印象を与えるコツ【例文付き】

2025.07.28更新

看護師転職で差がつく!志望動機の書き方&好印象を与えるコツ【例文付き】s

面接や履歴書で必ず問われる“志望動機”。何を書けば良いかわからない…と悩む看護師さんは多いのではないでしょうか?看護師としての転職活動では「志望動機」が非常に重要なポイントになります。
応募先に「なぜここを選んだのか」「どのように貢献できるのか」を伝えることで、他の応募者との差別化ができます。
本記事では、転職活動中の看護師さんへ向けて、志望動機の書き方や面接での伝え方のコツ、実際に使える例文までを解説します。

1. なぜ志望動機が重要なのか

志望動機は、採用担当者があなたの人柄や志向、応募理由を知るための重要な情報です。単に「給与が良い」「家から近い」といった理由では、面接官に響かないことも多く、あなた自身の熱意や応募先との相性をアピールすることが求められます。
また、具体的な志望動機を伝えることで、採用担当者は「長く働いてくれそうか」「職場と合っていそうか」「コミュニケーション能力はあるか」といった観点から判断がしやすくなります。志望動機にしっかりとした裏付けがあることで、入職後のミスマッチを防ぐ役割も果たします。明確な理由や体験談を交えることで、印象に残りやすくなります。

2. 志望動機の基本

2-1. 応募理由(なぜその施設を選んだのか)

その医療機関を選んだ具体的な理由を述べましょう。例えば、「教育体制が整っている」「地域に根ざした医療を展開している」「○○診療科に特化している」など、病院や事業所のホームページを参考にし、「理念」や「想い」からヒントを得るのがおすすめです。それに共感した理由や、自分の価値観・志向とどのように一致しているのかを、具体的に説明するとよいでしょう。

2-2. 自分の経験や強み(前職でのスキルや実績)

これまでの職務経験から得たスキルや知識を整理し、応募先でどのように活かせるのかを伝えます。「急性期での対応力」「チーム連携の経験」「コミュニケーション能力」など、具体的なエピソードや成果があれば効果的です。経験年数だけでなく、「どう取り組んだか」「何を学んだか」まで言及すると説得力が増します。

2-3. 将来のビジョンや貢献意欲

応募先でどのように成長したいのか、どのように貢献していきたいのかを前向きに表現しましょう。「○○の分野で専門性を高めたい」「患者様とご家族を支える看護を深めたい」など、長期的な展望や熱意を伝えることで、意欲の高さをアピールできます。このように「応募理由」→「経験や強み」→「将来の展望」という流れで構成することで、論理的で分かりやすく、印象に残る志望動機になります。

3. 志望動機の具体例

本章では、病院から転職する看護師さんの具体的な志望動機の例をご紹介します!

例1:訪問看護ステーションへの転職

病棟勤務を経験する中で、患者様一人ひとりとじっくり関われる在宅看護に関心を持ちました。御社の訪問看護では、地域に根差した支援を重視しておられ、私の“患者様に徹底的に寄り添う”という信念と合致しています。これまで培ってきた観察力や迅速な対応力を活かし、安心できる在宅生活の支援に尽力したいと考えています。

例2:急性期病院への転職

これまで回復期病棟で3年間勤務してきましたが、より幅広い臨床経験を積みたく、貴院の救急医療に力を入れた体制に強く魅力を感じました。患者様の急性期から回復期への移行を支える看護に携わりたいと考え、貴院で自分のスキルをさらに高めていきたいと志望いたしました。

例3:デイサービスへの転職

これまで病棟での勤務経験を通じて、高齢者の生活支援や健康管理に関心を持つようになりました。貴施設のデイサービスでは、利用者様一人ひとりに寄り添った個別支援を重視しておられ、その方針に共感いたしました。看護だけでなくレクリエーションの企画・運営などにも積極的に携わり、笑顔あふれる時間づくりに貢献したいと考えています。

例4:介護老人保健施設(老健)への転職

高齢者の生活を包括的に支援する看護に携わりたいと考え、チームでの多職種連携が特徴である貴施設に魅力を感じました。病棟で培った観察力とコミュニケーション力を活かし、入所者様が安心して日常生活を送れるようサポートしたいと考えています。

例5:有料老人ホームへの転職

急変対応から日常生活の援助まで、入居者様の生活に寄り添う看護が求められる有料老人ホームに魅力を感じ、志望いたしました。これまでの病棟経験を活かし、医療と生活支援のバランスを大切にした看護を実践していきたいと考えております。

例6:特別養護老人ホームへの転職

より介護度の高い入所者様と向き合いながら、長期的に関われる看護に挑戦したいと思い、特別養護老人ホームへの転職を希望しています。貴施設の『その人らしい生活』を支えるという理念に共感し、慢性疾患管理や介護職との連携に積極的に取り組み、チームの一員として入居者様を支えていきたいと考えています。

4. 志望動機でNGなパターン

パターン①:待遇面だけを理由にしている

「給料が良さそう」「残業が少ない」などの理由は自己都合が前面に出ており、医療機関への関心や貢献意識が感じられません。福利厚生の良さを志望動機に含めたい場合は、「働きやすい環境で長期的にスキルアップしたい」などプラスの動機と絡めて伝えましょう。

パターン②:曖昧な表現で動機が伝わらない

「雰囲気が良さそう」「働きやすそう」といった抽象的な表現では熱意や理解度が伝わりません。施設のどの点に魅力を感じたのか、具体的に言及することが大切です。

パターン③:都合の良い内容を前面に出す

「家が近いから」「育児と両立できそうだから」といった動機は、医療機関への貢献よりも自己都合が強調されてしまいがちです。家庭事情に配慮が必要な場合でも、「長期的に安定して働ける環境で力を発揮したい」など前向きな表現に変換しましょう。

パターン④:汎用的すぎる志望動機

「患者さんに寄り添った看護がしたい」などどこでも使える表現では、「なぜこの施設なのか」が伝わりません。施設の理念や取り組みと、自分の経験や思いを結びつけることで、独自性のある志望動機になります。

5. 志望動機を作成するコツ

5-1.AIを活用して自分の言葉で、正直に書く

作られた印象にならないよう、自分の体験や思いをベースに表現することが大切です。実体験に基づく動機は説得力があり、人柄も伝わりやすくなります。

5-2.応募先の情報をしっかり調べる

施設の理念、診療科の特徴、取り組み内容などをしっかり調べることで、志望動機に深みが増します。その医療機関のことを詳しく知ることで、自分の思いや熱意を伝えるための強い理由づけになります。

5-3.自分の経験と施設の特徴をつなげる

単に「経験がある」だけでなく、「どのように役立つのか」「どのように貢献したいのか」を示すことで、施設側にも具体的なイメージが伝わります。また、これまでの経験の中での”具体的なエピソード”と関連付けて話すとより説得力が強まります。

5-4.趣味や特技は、効果的に使えばアピールに

特技や趣味は体力やストレス耐性、協調性などを示す指標にもなります。たとえば、「登山」や「マラソン」は体力のアピールに、「ボランティア活動」は社会貢献意識の高さにつながります。内容によっては「特技」ではなく「趣味」として自然に盛り込むことも可能です。

まとめ

看護師の転職において「志望動機」は、単なる形式的な項目ではなく、自分の考えや価値観、そして職場への理解を伝える重要なアピールポイントです。「なぜこの職場を選んだのか」「どのように自分の経験を活かせるのか」を具体的に伝えることで、採用担当者に強く印象づけることができます。

効果的な志望動機を作成するには、その医療機関の特徴や取り組み内容をしっかりと調べて裏付けを持たせること、そして自分の言葉で正直に語ることが大切です。無理に取り繕うのではなく、自分自身の経験や価値観を丁寧に表現することが、転職成功への第一歩となります。

また、看護師専門の転職エージェントを利用することで、志望動機の添削や面接対策などのサポートを無料で受けることができます。志望動機の書き方に不安がある方や、自分に合った職場を見つけたい方は、ぜひ当社の無料転職サポートをご活用ください。

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